2017年08月16日
九九式弾倉のレストア おまけ
マガジンを銃にセットした時、射手に見えるようにマガジンに穴が開いています。
この穴から残弾数が見えるようになっています。
今回のレストアでこの穴が錆で全く見えなかったんですが、復元できました。
ダミーカートを1発づつ抜いて残弾数を確認してみます。
連射してると残弾見てる余裕ないかもしれませんが、機能としてなかなか優れていると思います。
底の板が開かないと弾受を磨くことができなかったんですが、レストアでこういった部分も復元できてよかったです。
これで当時の機能は全て回復しました。
この穴から残弾数が見えるようになっています。
今回のレストアでこの穴が錆で全く見えなかったんですが、復元できました。
ダミーカートを1発づつ抜いて残弾数を確認してみます。
連射してると残弾見てる余裕ないかもしれませんが、機能としてなかなか優れていると思います。
底の板が開かないと弾受を磨くことができなかったんですが、レストアでこういった部分も復元できてよかったです。
これで当時の機能は全て回復しました。
2017年08月15日
九九式弾倉のレストア 最終回
長かったレストア作業 ようやく終了です。
弾受部分も磨いてブルーイングしました。
もっと磨いて表面滑らかにしてもよいと思いますが、なにせ鉄板が薄くなっているので、穴があくのが心配で。
とりあえずこのへんにしておきます
九九式のダミーカートも用意しました。
右が九九式、左が7.92モーゼル用ダミーカート
残念ながら九九式のダミーカートは弾倉に合わず、やむを得ずモーゼルカートを使用しています
完成記念写真
でくの坊製弾入れに入れています。
最高の組み合わせです
弾受部分も磨いてブルーイングしました。
もっと磨いて表面滑らかにしてもよいと思いますが、なにせ鉄板が薄くなっているので、穴があくのが心配で。
とりあえずこのへんにしておきます
九九式のダミーカートも用意しました。
右が九九式、左が7.92モーゼル用ダミーカート
残念ながら九九式のダミーカートは弾倉に合わず、やむを得ずモーゼルカートを使用しています
完成記念写真
でくの坊製弾入れに入れています。
最高の組み合わせです
2017年08月13日
九九式弾倉のレストア 5
九九式弾倉のレストア いよいよブルーイングです
かなり黒くいい感じになりました。
ドライヤーで本体温めながらやるときれいに染まります。
染めてそのまま放置すると錆びるので、一面やったら水に入れから次の面にかかる方がいいです。
各面数回づつ染めてこんな感じです。
水気を乾かし、ドライヤーで乾かしてオイルスプレーをしておけば錆を防げます
あとは内部部品の弾受を磨いて同様に黒染してやれば作業終了です
2017年08月08日
九九式弾倉のレストア 4
九九式弾倉のレストア継続中です。
今日私にとっては新型の電動工具を初投入しました。
ベルトサンダーです。
紙やすり<棒やすり<ミニルーター<ベルトサンダー<グラインダー という関係かなと。
この弾倉を研磨するにはグラインダーでは削れすぎて穴が開きそうなので、もう少しマイルドな電動工具を考えました。
で、磨いた結果です。
全体にピカピカになりましたが
月面クレーターのような朽ちた跡は埋めないとどうにもなりません。
最初の状態よりはマシかなと思いますが。
もう少し目の細かいベルトで磨いてからブルーイングしてみようと思います。
今日私にとっては新型の電動工具を初投入しました。
ベルトサンダーです。
紙やすり<棒やすり<ミニルーター<ベルトサンダー<グラインダー という関係かなと。
この弾倉を研磨するにはグラインダーでは削れすぎて穴が開きそうなので、もう少しマイルドな電動工具を考えました。
で、磨いた結果です。
全体にピカピカになりましたが
月面クレーターのような朽ちた跡は埋めないとどうにもなりません。
最初の状態よりはマシかなと思いますが。
もう少し目の細かいベルトで磨いてからブルーイングしてみようと思います。
2017年08月06日
九九式弾倉のレストア 3
弾倉の錆がだいたい落ちたので、裏蓋を開けてみました
バネも奇跡的に生きています
作業前は取り外すなど夢のまた夢って感じでしたが
錆が落ちれば外すことも可能になりました
底板裏面
弾受もきれいになりました
内部もまずまずきれいに
しかし、各部の朽ち方はけっこうひどいようです
薄い鉄板が更に薄くなっている部分もあり、研磨すると穴が開くか、穴が広がる可能性もあります。
パテで埋めるとブルーイングできなくなるし。
悩ましい・・・・
2017年08月05日
九九式弾倉のレストア 2
花咲かGの薬液に漬けて1週間たちました
錆はほとんどなくなりました。
自分の場合 原液500ccと50度のお湯500ccで2倍の薬液を作り漬けています。
本来バイクのタンクの錆びを落とす液ですが、強力なのでこういう品にも有効です。
液はすぐに真っ黒になり、2回交換しています。
このやり方は説明書にはないやり方なので、参考にする方は自己責任でお願いします。
貴重な品がどうなってもこちらでは一切責任は負いませんので。
現在は水でリフレッシュ中です。
あとでオイルスプレーしておきます。
表面はザラザラしているため、研磨してピカピカにしてからブルーイングしたら70年前の状態にかなり近くなるかなと思います。
鉄が朽ちて穴が開いてるところもありますが、ここまで残っていれば十分です。
内部のバネも生きていて、貴重な資料になりそうです。
サイズが違うためKTWの九六/九九式には使えません。
2017年08月02日
九九式弾倉のレストア
かなり錆てる九九式の弾倉を入手しました。
このままでは扱いに困るので錆を落としていきます
グラインダーの真鍮ブラシで研磨してみました
まだまだ頑固な錆があるので
花咲かGの薬液に漬けてます。
今日で3日目×2サイクルで合計6日間漬かってます。
途中で液を交換しましたが、70年以上の錆びや汚れは半端ないようです。
かなり錆は落ちてるようですが、もう少し様子見てみます
2017年07月30日
MP44 マガジンにダミーカート装填
先日錆落としした実物のMP44マガジンです。
これにシカゴレジメンタルスで購入したMP44のダミーカートを装填してみます。
ただ装填してもつまらないので、小道具を使ってみます。
クリップとローダーです。
ローダーは4~5年前にシカゴレジメンタルスで購入した実物です。
当時は数千円でしたが、今は・・・・・かなり高価なようです。
クリップは適当なレプリカ品。
ダミーカートの薬莢は実物ですが安全のため全部穴が開いてます。
マガジンの背面にこのような突起があります。
ここにローダーを取り付けます。
そしてクリップに装着したカートを溝にそってセットし
勢いをつけて押し込みます。
これで5発装填できました。
30発装填するにはこれを6回やると満タンになります。
1発づつ指で押し込むよりはるかに楽ですが、マガジンのバネが強いため、コツがいります。
1944 エストニア という映画で新兵が射手のためにマガジンに弾を装填するシーンがありましたが、そういう設定で撮影をする時の小道具として活用するといい写真が撮れると思います。
余談ですが
このローダーはマガジンポーチのポケットに収納されます。
こんな感じです。
ちなみに分解ツールもあって
これもローダーとセットでシカゴで買ったものですが
反対側のマガジンポーチのポケットに収納します。
これにシカゴレジメンタルスで購入したMP44のダミーカートを装填してみます。
ただ装填してもつまらないので、小道具を使ってみます。
クリップとローダーです。
ローダーは4~5年前にシカゴレジメンタルスで購入した実物です。
当時は数千円でしたが、今は・・・・・かなり高価なようです。
クリップは適当なレプリカ品。
ダミーカートの薬莢は実物ですが安全のため全部穴が開いてます。
マガジンの背面にこのような突起があります。
ここにローダーを取り付けます。
そしてクリップに装着したカートを溝にそってセットし
勢いをつけて押し込みます。
これで5発装填できました。
30発装填するにはこれを6回やると満タンになります。
1発づつ指で押し込むよりはるかに楽ですが、マガジンのバネが強いため、コツがいります。
1944 エストニア という映画で新兵が射手のためにマガジンに弾を装填するシーンがありましたが、そういう設定で撮影をする時の小道具として活用するといい写真が撮れると思います。
余談ですが
このローダーはマガジンポーチのポケットに収納されます。
こんな感じです。
ちなみに分解ツールもあって
これもローダーとセットでシカゴで買ったものですが
反対側のマガジンポーチのポケットに収納します。
2017年07月07日
実物MP44マガジンのレストア中 2
前回は片面をやったところまで紹介しましたが
ようやく両面終了しました。
というか、キリがないのでやめました。
現在の状態です。
全体に錆が発生してかなり状態は残念な感じでしたが、サビ落とし、磨いてブルーイング、ペーパーかけ、の工程を何度も繰り返してようやく、ここまできました。
サビを完全除去するとオリジナルの塗装も剥がすことになるので、そこまではしなくないと思いまして。
こんな状態から始めたにしてはまずまずかなと。
写真が逆ですが、メーカー刻印です。
qlx ルンベカント社 MP44のマガジン製作を請け負っていた会社です
CHN ゲーラ ツヴェツェンに所在した ラインホルト機械工業社です MP44のマガジンの部品を製作していました
きれいになったので、とっておきのレプリカマガジンポーチに入れてみます。
実物のマガジンポーチをよく再現した海外製レプリカです。
末期の装備品に見られる縫い線のズレまで再現したマニアックなレプリカです。
革パーツの縫い付け方法はちょっと雑な感じですが、ヒマな時に手直ししようかと。
ようやく両面終了しました。
というか、キリがないのでやめました。
現在の状態です。
全体に錆が発生してかなり状態は残念な感じでしたが、サビ落とし、磨いてブルーイング、ペーパーかけ、の工程を何度も繰り返してようやく、ここまできました。
サビを完全除去するとオリジナルの塗装も剥がすことになるので、そこまではしなくないと思いまして。
こんな状態から始めたにしてはまずまずかなと。
写真が逆ですが、メーカー刻印です。
qlx ルンベカント社 MP44のマガジン製作を請け負っていた会社です
CHN ゲーラ ツヴェツェンに所在した ラインホルト機械工業社です MP44のマガジンの部品を製作していました
きれいになったので、とっておきのレプリカマガジンポーチに入れてみます。
実物のマガジンポーチをよく再現した海外製レプリカです。
末期の装備品に見られる縫い線のズレまで再現したマニアックなレプリカです。
革パーツの縫い付け方法はちょっと雑な感じですが、ヒマな時に手直ししようかと。
2017年06月24日
実物MP44マガジンのレストア中
シカゴで実物のMP44マガジンを購入しました。
ただ、錆がすごくて・・・・
わかってて買ったんですが、これが予想以上で 笑
そのままでは劣化もすすんでしまうため、レストアすることにしました
電動工具やらペーパーやら、いろいろやって、錆を落としてブルーイング。
片側のみですが、ようやくここまできました
錆取り液はいろいろ出ていますが、以前失敗したことがあって、最近は使っていません。
なんとか当時の状態に戻してやりたいと思います
ただ、錆がすごくて・・・・
わかってて買ったんですが、これが予想以上で 笑
そのままでは劣化もすすんでしまうため、レストアすることにしました
電動工具やらペーパーやら、いろいろやって、錆を落としてブルーイング。
片側のみですが、ようやくここまできました
錆取り液はいろいろ出ていますが、以前失敗したことがあって、最近は使っていません。
なんとか当時の状態に戻してやりたいと思います
2017年06月17日
MGC MP40と比較してみた
MGC MP40 は素晴しかったです。
取材させていただいた友人さん ありがとうございました。
さて、MGCのMP40と比較するにはどれを出すべきか?
AGM?
まさか!
SRC?
マルシンのプラ?
TOP?
いや・・・・MGCに対抗できるものは1つしかない。
無可動 MP40 です
上 MGC 下 無可動
うわー、もうどっちが無可動かわかりませんね
実物と遜色ないというか、C社の陳列棚に置いてもわからないレベルですね
では細部の比較です
上 MGC 下 無可動
マズルナットの溝の向きが微妙に異なっています。
実物にもいろいろタイプがあったようです。
上 MGC 下 無可動
マガジンハウジング周辺です。
ほとんど違いはわかりません。
マガジンはMGCに実物マガジンは入りますが、無可動にMGCのマガジンは入りませんでした。
見た目はほとんど同じですが、内部の幅が若干変更されているようです。
上 MGC 下 無可動
ストックトハンドガード周辺
ストックの材質が一部異なっています
またMGCの方がストックのガタが少ないことに驚きました
MP40の最大の特徴の伸縮チューブはMGCが2段になっているのがわかります
上 MGC 下 無可動
トリガーはMGCが若干太めになっていますが、それ以外はほとんど違いはわかりません
上 MGC 下 無可動
可倒式のリアサイトはよくできています
MGCのリアサイトベースに、成形時の丸い跡が見えます
あと実物のサイトベースはMGCに比べて角ばっています
上 MGC 下 無可動
リアサイトを後ろから見た状態です
実物は100 200の距離の刻印があります
(この写真では写っていないようです)
手前のサイトを倒すと100m
起こすと200mのサイトになります
上 MGC 下 無可動
バレルナットの比較
今回の比較で見た目で一番違いがあるのはここです
これはやはりMGCのオリジナル形状でしょうか
ちょっと残念な部分です
上 MGC 下 無可動
コッキングハンドルです
MGCは機能を省略しているため、ダイキャストの一体成型です。
実物は不用意なコッキングを防止するため、レシーバーの切り込みに押し込むと入るようになっています
トイガンではマルシンのプラ製モデルガンで再現されています
上 MGC 下 無可動
ストックのリリースボタンです
ボタンとレシーバーはピンで接続されていますが、ピンの収納部分がMGCはかなり太くなっています
こうして比較しないとわからないレベルの違いです
ボタンに刻まれるすべり止めの刻みも実物はより細かいようです
グリップとハンドガードのかみ合わせにもMGCではわずかな省略が見えます
ストックのパイプの接合もMGCはちょっと甘い部分があるようです
いかがでしたか?
MGCと無可動の比較
こういう比較じゃないとわからない違いがあることに、今書いていて初めて気づきました
やはりMGCはよくできてる!
さすがですね
次回は無可動の細部を更に掘り下げてみようと思います
取材させていただいた友人さん ありがとうございました。
さて、MGCのMP40と比較するにはどれを出すべきか?
AGM?
まさか!
SRC?
マルシンのプラ?
TOP?
いや・・・・MGCに対抗できるものは1つしかない。
無可動 MP40 です
上 MGC 下 無可動
うわー、もうどっちが無可動かわかりませんね
実物と遜色ないというか、C社の陳列棚に置いてもわからないレベルですね
では細部の比較です
上 MGC 下 無可動
マズルナットの溝の向きが微妙に異なっています。
実物にもいろいろタイプがあったようです。
上 MGC 下 無可動
マガジンハウジング周辺です。
ほとんど違いはわかりません。
マガジンはMGCに実物マガジンは入りますが、無可動にMGCのマガジンは入りませんでした。
見た目はほとんど同じですが、内部の幅が若干変更されているようです。
上 MGC 下 無可動
ストックトハンドガード周辺
ストックの材質が一部異なっています
またMGCの方がストックのガタが少ないことに驚きました
MP40の最大の特徴の伸縮チューブはMGCが2段になっているのがわかります
上 MGC 下 無可動
トリガーはMGCが若干太めになっていますが、それ以外はほとんど違いはわかりません
上 MGC 下 無可動
可倒式のリアサイトはよくできています
MGCのリアサイトベースに、成形時の丸い跡が見えます
あと実物のサイトベースはMGCに比べて角ばっています
上 MGC 下 無可動
リアサイトを後ろから見た状態です
実物は100 200の距離の刻印があります
(この写真では写っていないようです)
手前のサイトを倒すと100m
起こすと200mのサイトになります
上 MGC 下 無可動
バレルナットの比較
今回の比較で見た目で一番違いがあるのはここです
これはやはりMGCのオリジナル形状でしょうか
ちょっと残念な部分です
上 MGC 下 無可動
コッキングハンドルです
MGCは機能を省略しているため、ダイキャストの一体成型です。
実物は不用意なコッキングを防止するため、レシーバーの切り込みに押し込むと入るようになっています
トイガンではマルシンのプラ製モデルガンで再現されています
上 MGC 下 無可動
ストックのリリースボタンです
ボタンとレシーバーはピンで接続されていますが、ピンの収納部分がMGCはかなり太くなっています
こうして比較しないとわからないレベルの違いです
ボタンに刻まれるすべり止めの刻みも実物はより細かいようです
グリップとハンドガードのかみ合わせにもMGCではわずかな省略が見えます
ストックのパイプの接合もMGCはちょっと甘い部分があるようです
いかがでしたか?
MGCと無可動の比較
こういう比較じゃないとわからない違いがあることに、今書いていて初めて気づきました
やはりMGCはよくできてる!
さすがですね
次回は無可動の細部を更に掘り下げてみようと思います
2017年06月11日
MGC MP40 モデルガンを拝見!
MP40は今も昔も人気の銃ですね。
多くのメーカーでモデルガン、エアガンなどが発売されたことでも知られています。
そんなトイガンの歴史の中で今でも語り継がれるMGCのMP40の出来の良さ!
MP40好きな方なら一度は聞いたことがあるのでは?
しかし、実際にMGC MP40を見ることができるのは、現在所有されている方のみで、その現存数は少なくなかなかお目にかかる機会はありません。
しかし、この趣味を通じて知り合った友人さんが所有されていて、しかもこの度そのMGC MP40の取材をさせていただけることになりまして。
いろいろ写真と撮らせていただきましたので、ご紹介します。
これがMGC MP40 です。
すばらしいですね。
最近の中華製MP40とは全く比較になりません。
自分はマルシンの金属モデルガンを所有していた時期がありましたが、それよりも出来は格段によいと思います。
各部お詳細を見てみます
このブルーイングの雰囲気はいいですね。
プラ製のモデルガンには再現できないリアルさです
ハンドガードはプラ製です。
この時代の品はよくプラ部分に破損が見られますが、大事にされたらしくきれいです。
何度見てもすばらしい!
銃身の根本にあるナットの形状はMGCのオリジナルのようです
一般的には先端がもっと緩やかなタイプだと思います
撮影するの忘れてましたが 独特な伸縮チューブが2段になっていました。
実物は3段あるんですよね。
ここは変更されていました。
分解するとこんな感じ
ストックも多少ガタはありますが、ちゃんと可動します。
リアサイトももちろん100m、200mの選択可能な可倒式を再現
貴重なコレクションの撮影に協力いただいた友人さん、ありがとうございました。
多くのメーカーでモデルガン、エアガンなどが発売されたことでも知られています。
そんなトイガンの歴史の中で今でも語り継がれるMGCのMP40の出来の良さ!
MP40好きな方なら一度は聞いたことがあるのでは?
しかし、実際にMGC MP40を見ることができるのは、現在所有されている方のみで、その現存数は少なくなかなかお目にかかる機会はありません。
しかし、この趣味を通じて知り合った友人さんが所有されていて、しかもこの度そのMGC MP40の取材をさせていただけることになりまして。
いろいろ写真と撮らせていただきましたので、ご紹介します。
これがMGC MP40 です。
すばらしいですね。
最近の中華製MP40とは全く比較になりません。
自分はマルシンの金属モデルガンを所有していた時期がありましたが、それよりも出来は格段によいと思います。
各部お詳細を見てみます
このブルーイングの雰囲気はいいですね。
プラ製のモデルガンには再現できないリアルさです
ハンドガードはプラ製です。
この時代の品はよくプラ部分に破損が見られますが、大事にされたらしくきれいです。
何度見てもすばらしい!
銃身の根本にあるナットの形状はMGCのオリジナルのようです
一般的には先端がもっと緩やかなタイプだと思います
撮影するの忘れてましたが 独特な伸縮チューブが2段になっていました。
実物は3段あるんですよね。
ここは変更されていました。
分解するとこんな感じ
ストックも多少ガタはありますが、ちゃんと可動します。
リアサイトももちろん100m、200mの選択可能な可倒式を再現
貴重なコレクションの撮影に協力いただいた友人さん、ありがとうございました。
2017年06月08日
2017年05月22日
PPsh41に実物スリング取り付け
無可動にレプリカのスリングは似合わないと思いまして
実物スリング取り寄せて装着しました
たぶん戦後のものと思いますが、クオリティは戦時中のものと変わりませんね
2017年05月20日
PPsh41 無可動とエアガンの比較 5
PPshの比較いよいよ最終回です。
テイクダウンの様子
S&T
無可動
ハドソンのモデルガンはこのテイクダウンができないという致命的な欠点がありましたがS&Tはよく再現できてると思います。
無可動のボルトは下半分が切断されています
フロントサイトです
S&T
無可動
S&Tは固定されていて、調整は一切できません。
無可動はネジを閉めると高さの調整ができます。AKと同じ構造ですね
左右は工具があればスライドさせることも可能となっています
サイトカバーはS&Tは弱々しい感じですが、無可動はさすが頑丈です。
鉄の厚みが全然違う!
トリガーの後ろのネジを1本外すとここまで分解可能です
もっともMP40はネジを外すことなく分解可能ですが 笑
S&Tはこのトリガーハウジングの部分が丸ごとメカボックスとなっており、メカボにトリガーガードを付けてます
中華銃も多少のデフォルメはありますが、実銃の雰囲気を壊すことなく、よく各部を再現できていると思います。
アレスやヘキサゴンなど他のメーカー製のエアガンとも若干異なっているかもしれませんが、ご参考になれば幸いです。
PPsh 無可動とエアガンの比較でした!
テイクダウンの様子
S&T
無可動
ハドソンのモデルガンはこのテイクダウンができないという致命的な欠点がありましたがS&Tはよく再現できてると思います。
無可動のボルトは下半分が切断されています
フロントサイトです
S&T
無可動
S&Tは固定されていて、調整は一切できません。
無可動はネジを閉めると高さの調整ができます。AKと同じ構造ですね
左右は工具があればスライドさせることも可能となっています
サイトカバーはS&Tは弱々しい感じですが、無可動はさすが頑丈です。
鉄の厚みが全然違う!
トリガーの後ろのネジを1本外すとここまで分解可能です
もっともMP40はネジを外すことなく分解可能ですが 笑
S&Tはこのトリガーハウジングの部分が丸ごとメカボックスとなっており、メカボにトリガーガードを付けてます
中華銃も多少のデフォルメはありますが、実銃の雰囲気を壊すことなく、よく各部を再現できていると思います。
アレスやヘキサゴンなど他のメーカー製のエアガンとも若干異なっているかもしれませんが、ご参考になれば幸いです。
PPsh 無可動とエアガンの比較でした!
2017年05月18日
PPsh41 無可動とエアガンの比較 4
PPshの比較 4回目です。
ストック部分で気になる部分がありました
こちらがS&T
こちらが無可動
あきらかに削られています
狙う時 頬付けするのにたしかにこうなっていると狙いやすいんですが、オリジナルの状態を見たかった
これは最初の持ち主か戦後のコレクターか、誰かが削ったんですね
レシーバーとストックの接合部分です
こちらがS&T
こちらが無可動
レシーバー後部のスライド部分はS&Tのパーツがずんぐりと大きいのに対して
無可動はやはりシャープで引き締まったパーツで、恰好いいです
ストックとの接合部分の金具は形状が全く違い、S&Tの省略というか、やっつけ仕事的な作り方にがっかりです
ちなみにS&Tのダイキャストパーツは塗装を剥がして黒染めしてあります
だいぶ薄くなってしまってますが・・・・
S&Tのストックも安っぽい家具のようだったので、やはり塗装剥がしてオイルステインで塗装してあります
もっと下地処理をしっかりしてから塗った方がよかったんですが・・・・・
ストック部分で気になる部分がありました
こちらがS&T
こちらが無可動
あきらかに削られています
狙う時 頬付けするのにたしかにこうなっていると狙いやすいんですが、オリジナルの状態を見たかった
これは最初の持ち主か戦後のコレクターか、誰かが削ったんですね
レシーバーとストックの接合部分です
こちらがS&T
こちらが無可動
レシーバー後部のスライド部分はS&Tのパーツがずんぐりと大きいのに対して
無可動はやはりシャープで引き締まったパーツで、恰好いいです
ストックとの接合部分の金具は形状が全く違い、S&Tの省略というか、やっつけ仕事的な作り方にがっかりです
ちなみにS&Tのダイキャストパーツは塗装を剥がして黒染めしてあります
だいぶ薄くなってしまってますが・・・・
S&Tのストックも安っぽい家具のようだったので、やはり塗装剥がしてオイルステインで塗装してあります
もっと下地処理をしっかりしてから塗った方がよかったんですが・・・・・
2017年05月17日
PPsh41 無可動とエアガンの比較 3
PPshの比較 第3回です。
今回は全体のフォルムを比較してみます
まず ストック
上がS&T 下が無可動 です
S&Tは横幅が広いのは前回でわかりましたが、縦にも広いです
要するに全体がずんぐりしてます
ボテっとした感じというか、やはり無可動はシャープなストックです
グリップ下部のとんがりも無可動とは形状が異なっています。
しかし、この部分は持ち主又は前のオーナーが独自に削ったものかもしれません。
スリング金具の比較です。
無可動の方は若干横長になっています。
近くで見ると無可動は鉄部品が肉厚です。
この金具だけでも迫力があります。
レシーバー付近です
S&Tは機関部の配置が若干デフォルメされているようです
やはり大型のメカボを入れるために工夫したんでしょう
バレルジャケット付近です。
ここの表現はやはりS&Tは甘いと思います。
これがトイガンの限界かもしれません。
バレルジャケットの長さもS&Tの方が2cmほど短いようです
S&Tのスリング金具
無可動のスリング金具
ここはもう雲泥の差です
S&Tは溶接でかろうじてくっついているって感じです。実際にスリング通して使うとここが破損するかも。
無可動は一旦穴に通してから曲げて、更にがっちり溶接してますから、十分な強度があります。
スイベルはこうじゃなきゃいけない。
やはり比較してみるといろいろ違いがあるんですね。
まだ比較検討の半分くらいしか紹介してません 笑
次回以降もう少しお付き合いください
今回は全体のフォルムを比較してみます
まず ストック
上がS&T 下が無可動 です
S&Tは横幅が広いのは前回でわかりましたが、縦にも広いです
要するに全体がずんぐりしてます
ボテっとした感じというか、やはり無可動はシャープなストックです
グリップ下部のとんがりも無可動とは形状が異なっています。
しかし、この部分は持ち主又は前のオーナーが独自に削ったものかもしれません。
スリング金具の比較です。
無可動の方は若干横長になっています。
近くで見ると無可動は鉄部品が肉厚です。
この金具だけでも迫力があります。
レシーバー付近です
S&Tは機関部の配置が若干デフォルメされているようです
やはり大型のメカボを入れるために工夫したんでしょう
バレルジャケット付近です。
ここの表現はやはりS&Tは甘いと思います。
これがトイガンの限界かもしれません。
バレルジャケットの長さもS&Tの方が2cmほど短いようです
S&Tのスリング金具
無可動のスリング金具
ここはもう雲泥の差です
S&Tは溶接でかろうじてくっついているって感じです。実際にスリング通して使うとここが破損するかも。
無可動は一旦穴に通してから曲げて、更にがっちり溶接してますから、十分な強度があります。
スイベルはこうじゃなきゃいけない。
やはり比較してみるといろいろ違いがあるんですね。
まだ比較検討の半分くらいしか紹介してません 笑
次回以降もう少しお付き合いください
2017年05月16日
PPsh41 無可動とエアガンの比較 2
PPshの比較検証の続きです。
バットストックの比較です。
右が実物 左がS&T
明らかに実物のストックは細いですね。
S&Tだけ見るとそんなに違和感感じないけど、やはり比べると別物って感じです。
S&Tにもついている蓋は大きさが違いますが、両方とも開閉できます。
しかし、用途は違っています。
S&Tはバットプレートを外すためのリリースボタンを押すために蓋を開けますが、実物はここに銃身クリーニングのためのロッドが2本入ります。
このクリーニングロッドはその他のセットと共に数年前やはりシカゴで買っておいたものです。
その時はまさか無可動を買うとは思っていなかったんですが、今回役に立ちました。
そして、銃口です。
これは自分にはかなり衝撃でした。
案外丸い!
もっと四角いゴツゴツしてるイメージだったんですが、正面から見るとこんなに丸いんですね。
バットストックの比較です。
右が実物 左がS&T
明らかに実物のストックは細いですね。
S&Tだけ見るとそんなに違和感感じないけど、やはり比べると別物って感じです。
S&Tにもついている蓋は大きさが違いますが、両方とも開閉できます。
しかし、用途は違っています。
S&Tはバットプレートを外すためのリリースボタンを押すために蓋を開けますが、実物はここに銃身クリーニングのためのロッドが2本入ります。
このクリーニングロッドはその他のセットと共に数年前やはりシカゴで買っておいたものです。
その時はまさか無可動を買うとは思っていなかったんですが、今回役に立ちました。
そして、銃口です。
これは自分にはかなり衝撃でした。
案外丸い!
もっと四角いゴツゴツしてるイメージだったんですが、正面から見るとこんなに丸いんですね。
2017年05月15日
PPsh41 無可動とエアガンの比較 1
シカゴレジメンタルス大阪店で買ってきたPPsh41の無可動です。
こういうの入手したら、まずやってみたいのが、エアガンとどこがどれくらい違うかの比較ではないでしょうか。
実際に比較してみようと思います。
比較には自分が所有するS&TのPPsh41を使用しております。
まずはマガジンから
右が実物 左がエアガン
大きさはほぼ同じです。
しかし、表面の仕上げは全く違います。
実物は仕上げなどされていないって感じで、ザラザラです。
マガジンの上部です。
かなり違ってます。
取り付け部分の金具の形状や位置、上部のリップが飛び出ているなど、エアガン用とは全く互換性がなく、取り付けることはできません。
内部です。
実物はマガジンの部品の一部を除去してあるため、機能しないようになっているそうです。
弾薬を70発ほど並べてから蓋をすると装填完了です。
当時のマガジンは安全性などは考慮されておらず、弾の装填中にゼンマイが動いて指をケガすることがよくあったとか。
マガジンの外側に70の刻印がありました。
1970年製を示す刻印ではなく、装弾数が70発という意味だと思います。
71発まで装填できるが、安全のため70発までにしなさい、という指示でしょうか。
こういうの入手したら、まずやってみたいのが、エアガンとどこがどれくらい違うかの比較ではないでしょうか。
実際に比較してみようと思います。
比較には自分が所有するS&TのPPsh41を使用しております。
まずはマガジンから
右が実物 左がエアガン
大きさはほぼ同じです。
しかし、表面の仕上げは全く違います。
実物は仕上げなどされていないって感じで、ザラザラです。
マガジンの上部です。
かなり違ってます。
取り付け部分の金具の形状や位置、上部のリップが飛び出ているなど、エアガン用とは全く互換性がなく、取り付けることはできません。
内部です。
実物はマガジンの部品の一部を除去してあるため、機能しないようになっているそうです。
弾薬を70発ほど並べてから蓋をすると装填完了です。
当時のマガジンは安全性などは考慮されておらず、弾の装填中にゼンマイが動いて指をケガすることがよくあったとか。
マガジンの外側に70の刻印がありました。
1970年製を示す刻印ではなく、装弾数が70発という意味だと思います。
71発まで装填できるが、安全のため70発までにしなさい、という指示でしょうか。
2017年05月14日
PPsh41
先日 大阪のシカゴレジメンタルスで購入してきたPPsh41です。
あまりの嬉しさに抱っこして寝ました。
状態の割りに案外お買い得だったので(個人の感想ですが)迷ったあげくの購入でした。
しかも、店訪問時は買えず、関空への移動の最中、電車の中で決断、空港のロビーから電話予約というギリギリの決断でした。
この重さ
この質感
ドイツの銃とは違う仕上げの粗さ
エアガンとは次元が違う完成度
全てが魅力ですね
自分の所有するS&Tのエアガンと比較してみようと思います
ちらっと見ただけでも随分違いありました。
随時その違いをレポートしようと思います
あまりの嬉しさに抱っこして寝ました。
状態の割りに案外お買い得だったので(個人の感想ですが)迷ったあげくの購入でした。
しかも、店訪問時は買えず、関空への移動の最中、電車の中で決断、空港のロビーから電話予約というギリギリの決断でした。
この重さ
この質感
ドイツの銃とは違う仕上げの粗さ
エアガンとは次元が違う完成度
全てが魅力ですね
自分の所有するS&Tのエアガンと比較してみようと思います
ちらっと見ただけでも随分違いありました。
随時その違いをレポートしようと思います